【知らなきゃ損!】意外と知らない不動産のお得情報7選
~売る人も、買う人も、住み続ける人も~
はじめに
「もっと早く知っていれば…」
不動産を売ったあと、あるいは買ったあとにこう後悔する人が多いのが“お得な制度や知識を知らなかったこと”。
家や土地の取引には大きなお金が動きます。
だからこそ、知ってるだけで数十万円〜数百万円も得するケースが珍しくありません。
今回は、不動産のプロでさえ案外知らないこともある「意外と知られていないお得な情報」をまとめて
ご紹介します!
① 不動産売却の「3000万円特別控除」
売却時に大きな節税効果があるのが「居住用財産の譲渡所得の特別控除」です。
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●自宅を売った時、**最大3000万円までの利益(譲渡所得)**が非課税
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●相続した実家でも一定条件を満たせば使える
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●売却益が出るなら、ほぼ必須で使いたい制度
たとえば:
「実家を1500万円で相続 → リフォームして2500万円で売却 → 本来は約200万円の税金がかかるけど、この控除でゼロ円に!」
使うには確定申告が必要なので、売却時にしっかりチェックしておきましょう。
② 「空き家特例」でさらに節税!
相続で取得した空き家を売る場合、「被相続人の居住用財産の譲渡所得の特別控除(いわゆる空き家特例)」があります。
· ●最大3000万円の控除が使える(※①とは別)
●相続から3年以内の年末までに売るのが基本条件
· ●空き家を相続してから売却する人は要チェック!
しかも「古い家だけど価値あるのかな…」と不安でも、土地の価値が高ければ十分売却可能なケースも多く、放置=損です!
③ 実はもらえる「住宅購入の補助金・助成金」
「家を買う時に補助金なんて出るの?」と思われがちですが、あります。
代表的なのが:
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こどもエコすまい支援事業(※終了済)
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地方自治体による移住支援・定住促進補助金
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若年層・子育て世帯への住宅取得支援金
特に地方の市町村では、
「住宅取得で100万円」「リフォーム費用の半額補助」「3年間固定資産税ゼロ」など、知らないともったいない制度がゴロゴロしています。
例:和歌山県・三重県・高知県などでは移住で200万円の補助も。
賃貸で意外と使えるのが「フリーレント」。
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●入居後1ヶ月 or 2ヶ月の家賃が無料
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●初期費用がぐっと下がる
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●交渉で付けられることもある
繁忙期を避けた時期や、空室が長く続いている物件では、大家さんも「フリーレントOK」にすることがあります。
交渉次第でお得に引っ越せるチャンスです。
⑤ 固定資産税、見直せば安くなるかも?
毎年なんとなく払っている固定資産税、実は見直しや軽減ができる制度があるんです。
代表例:
· ●新築住宅の軽減措置:建物の税金が最大5年間「1/2」に
●小規模住宅用地特例:土地の評価額が「1/6」になることも
· ●評価ミスや過大課税の訂正:役所に申し出れば見直し可能!
税額が「多すぎるな…」と思ったら、市区町村に評価台帳の縦覧請求をしてみましょう。
長年払い続けるものだからこそ、見直すだけで数万円単位で差が出ることもあります!
⑥ 建物の価値は「ゼロ」じゃない!?
よく「日本の住宅は20〜30年で価値ゼロになる」と言われますが、最近は事情が変わってきています。
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●インスペクション(建物検査)をして価値が認められる
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●リノベーション済みなら高値がつく
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●海外向け投資物件として売れることも
「築古だから」とすぐ解体したり、買い叩かれる前に、まずは今の建物にどれくらい価値があるかを見てもらうのが正解です。
⑦ 不動産投資家は「未公開物件」しか見てない!?
普通の人はSUUMOやアットホームを見て家探しをしますが、不動産投資家はそれを使わないケースもあります。
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●投資家専用のネットワークや独自ルートがある
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●物件公開前に「声がかかる」仕組みがある
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●信頼関係で回っているから、一般には出てこない
売却を考える側も、「未公開ルート」にアクセスできる業者を選べば、表に出すよりも高く売れる可能性もあります。
まとめ
知ってるだけで変わる「不動産との付き合い方」
今回ご紹介したように、不動産は“知ってる人が得をする”世界です。
もしあなたやご家族が、
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相続した家をどうするか迷っている
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家を買いたいけど予算がギリギリ
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そろそろ住み替えを検討中
そんなタイミングであれば、これらの制度や知識を使うだけで、数十万円〜100万円以上の差が生まれることもあります。
知らないで損するより、知って得する選択を。
そして、困ったときは不動産のプロに相談してみてくださいね。